歯が透明になる!?酸蝕歯について解説

歯が透明になる!?酸蝕歯について解説

酸蝕歯とは、酸の影響によって歯が溶けてしまっている状態のことを指します。歯の表面にはエナメル質という層があり、この層に刺激が加わると徐々に薄くなり歯の先の箇所から透明になるのです。

自分自身が酸蝕歯と理解出来ていないだけというケースも十分考えられるので、まずは自分自身の歯の先端部分が透明に変わっていないか、鏡でチェックしてみましょう。酸蝕歯は老若男女幅広く生じる症状で、研究によると4人に1人は酸蝕歯の状態だという報告もあります。

酸蝕歯を症状別に解説

酸蝕歯は知覚過敏に繋がります

初期の症状であれば、エナメル質を丈夫にする歯磨き粉を活用するなど、自宅でケアを行う取り組みが予防の一つになりますが、まず歯を失ってしまう前に歯科医院に酸蝕歯を相談すると良いでしょう。

酸蝕歯を改善しないということは、歯が透明になり見た目が悪化することだけではございません。歯の表面を保護しているエナメル質が酸によって溶解することで、最悪の場合は歯を失う原因になります。その他にも、歯が溶けてしまうことで虫歯を治療した時の詰め物が突然取れてしまったり、上下の噛み合わせが悪化したり、知覚過敏に繋がるケースもあります。

酸蝕歯の初期症状

歯の形が少しずつ丸く変化する

エナメル層が薄くなってしまうことで次の層である象牙質が見える様になり、歯が黄色っぽく見える時があります

熱い温度の飲み物や冷たい温度の飲み物が歯に触れた瞬間にしみる様になる

酸蝕歯の中期症状

初期症状から進行し象牙質がより詳細に確認できるため、歯の見え方が更に変化し茶色っぽくなる

酸蝕歯と確定できない症状も多くある為、治療開始が後ろ倒しになることもございます。

知覚過敏の症状が悪化する

歯の先が徐々に薄くなり透明になる

歯の表面に少しずつ小さな凸凹が表れる

酸蝕歯を予防するための5つの改善

生活の習慣を少しだけでも改善すれば予防に繋がります。以下のポイントに気をつけましょう

①歯を磨くタイミングを改善しよう

食事の後はエナメル質が柔らかくなっている為、その時間帯を避けて歯を磨きましょう

②歯ブラシの硬さを改善しよう

表側のエナメル質にダメージを与えないよう、柔らかい歯ブラシで丁寧に歯磨きをしましょう

③エナメル質の保護力を高めよう

市販のガムなどを摂取してエナメル質の保護力を高め、酸の成分を弱めることが出来る

④日頃の食事を改善しよう

日常生活で酸の強いもの摂取した際は、水やお茶などで口内を綺麗に整えましょう

日頃から酸の摂取が多いと感じている方は意識的に摂取量を減らして酸を口の中から空っぽの状態にしましょう

酸蝕歯は徐々に時間をかけて進む症状の為、日頃からの予防ケアと歯科医院での検診に心掛けましょう。

酸蝕歯の原因ってなんだろう

例えば、酸が歯に触れるケースが多いと、その分エナメル質にダメージを与える原因となります。また、飲食物に含まれる酸は歯のエナメル質を固くしない効果がある為そのタイミングで力を強く加えた歯磨きをすることでエナメル質にダメージを与えることもあります。

以上のことから、以下のように日頃の生活習慣が大きく関わっていると言えます。

原因①唾液が沢山分泌されない

口の中を洗い流せる唾液が沢山存在しない状態の時は、酸の濃度が高い状態が維持されてしまうのです。

原因②胃酸が付着した場合

体内の胃液はレモンと同等かそれ以上の強い酸性があります。逆流性食道炎を始めとした食道や胃の疾患などにより、頻繁な胃酸や習慣的に嘔吐が繰り返されると酸が歯に付着します。また、麻薬や覚醒剤、シンナーといった薬物の使用した人の歯が溶けてしまうのは、これらが酸性度の高い薬物であることを示しています。

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