妊娠中に受けても良い治療・控えるべき治療

妊娠中に受けても良い治療・控えるべき治療

妊娠中に歯科治療をして良いの?

虫歯治療は赤ちゃんにとっても大切

妊娠中の母親が虫歯を治療することは、出産後の赤ちゃんの虫歯予防にも直結します。生まれたばかりの赤ちゃんの口内には、虫歯菌はいません。その為、赤ちゃんの周辺から、虫歯菌を取り除くことが、赤ちゃんの虫歯予防への一番の近道となるのです。その為には、赤ちゃんが生まれる以前から、家族全体で虫歯治療・予防に取り組むことが重要です。特に、赤ちゃんと一番距離が近いお母さんの虫歯治療は大切だと言えます。

妊娠中も大半の虫歯治療が可能

例えば、一部の抗生物質が必要になる治療を除き、一般的には妊娠中の場合でも大半の歯科治療は出来ます。妊娠当初のレントゲンの撮影や、生まれる日が近い妊娠後期の治療などでは影響に注意をする必要がありますが、気にしすぎないようにしましょう。しっかり身体への配慮に気をつければ、妊娠中も十分な歯科治療を受けることが出来ます。

妊娠中も可能な治療6選

①適切な時期に矯正をする

矯正は、妊娠中に施しても問題ありません。矯正治療の場合、適切なタイミングに適切な方法を施すことが大変重要です。元々矯正治療をしていて、妊娠したからと矯正治療を受けなくなると、それまで行った治療の積み重ねの意味が無くなってしまう場合もあります。例えば、妊娠週数や母体の体調など考えながら、歯科医院にも相談して、妊娠中も矯正治療を維持できるように段取りしましょう。

②通常行われる抜歯をする

妊娠中の抜歯をすることに否定的な声もありますが、一般的な抜歯の場合は、妊娠中も治療を受けることが出来ます。しかし、抜歯後の痛みや腫れが長期に亘る場合は、痛み止めや抗生物質を長期的に飲む必要がある為、赤ちゃんが生まれるまで歯を抜くことを遅らせるように、歯科医院から推奨される場合もあります。

③フッ素塗布などの予防をする

今後、虫歯や歯周病などで口内環境を悪化させないように、妊娠中についても予防をすることを推奨します。歯科医院で相談した上で、クリーニングやフッ素塗布など、虫歯に気をつける処置を施しましょう。

④詰め物治療をする

妊娠中でも、一般的な虫歯治療の場合、問題なく治療することが出来ます。例えば、虫歯の患部を取り除き、詰め物を施す治療などが当てはまります。
最悪の場合、出産中に痛みなどの症状が発症します。もちろん、出産の方が優先される為、歯の痛みに耐える必要があります。そのようなリスクを避ける為に、症状が無い場合でも妊娠中に一度は歯科医院を受診すると良いでしょう。

⑤歯周病きんの除菌をする

妊娠中にはつわりなどに影響により、口内環境の手入れを十分に出来ない場合があります。歯茎から出血するケースも多く、プラークと出血により、歯周病が促進されてしまいます。その為、定期的に歯石を除去したり、歯と歯の間の食べカスを取り除く、薬の服用により歯周病菌を除菌するといった、歯周病の治療については妊娠中でも積極的に受けて良い治療と言えます。

妊娠中に控えるべき治療

親知らずの抜くケース

親知らずの抜歯は、他の抜歯と比較して腫れや痛みが大きくなる場合があり、長期間にわたって抗生物質を服用することも多々あります。以上の要因から、妊娠中の親知らずはそのまま維持する方が良いでしょう。妊娠の予測は難しいので、可能であれば親知らずは妊娠前に抜くことを推奨します。

緊急性がない外科的な治療

インプラントなど、緊急でない外科的な治療については、妊婦さんは控えることを推奨します。このような治療では、人によっては痛みなどが長期化し、抗生物質を長く服用するケースが発生する場合があります。赤ちゃんへの悪影響を考えると、授乳までが完了してから治療を受けることを推奨します。

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