子供の早食い、遅食いについて

子供の早食い、遅食いについて

子供の早食い、遅食いについて

お子さまの普段の様子を見て、早食いや遅食いが気になる方はいらっしゃいませんか?
何事にも個人差があり、食べるスピードも例外ではありません。
しかし「早食いはNG」「よく噛んでゆっくり食べるのが理想」という話を耳にすることが多いと、心配になる親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ただ早食いだからと言って、必ずしも咀嚼できていないとは限りません。一方でいつまでも口を動かしているのは、顎の発育や咬合に問題がある可能性もあります。
成人とは違い「しっかり噛んで飲み込むこと」の重要性を理解して毎食実践している子どもは本当に少数のはずです。中には噛むのが苦手なために、少しだけ咀嚼して丸呑みすることが習慣化しているケースもあるでしょう。

では早食いや遅食いをずっと行なっていると、どのような影響があるのでしょうか?そのような状態になるのは、一体なぜなのでしょうか。
今回はそういったテーマを取り上げ、記事の中で詳しく説明します。子育て世代の方は、今後の参考としてぜひご覧ください。

 

肥満になる

胃袋へ一気に詰め込もうとすると、満腹中枢が食べる速さに追いつけないでしょう。追いつく頃には満腹もしくはそれ以上になっており、それが続くと肥満になってしまいます。
小さい頃から「満腹=お腹が苦しい状態になったら」と認識していると、大人になってもずっと苦労するでしょう。
胃に過剰な負担がかかる
咀嚼が不十分であると、食べ物の塊が大きいまま体内に取り込まれます。胃に負担がかかり、身体の不調を引き起こすでしょう。
また唾液は、噛んだときに分泌されます。胃の消化をサポートする役割を果たす唾液は、食事の際に欠かせません。
しかし丸呑みしていると、十分な唾液が分泌されないので胃に過剰な負担がかかります。しっかり噛んで飲み込むということは、臓器を守るためにも非常に大切なのです。

 

顎骨や歯に悪影響を及ぼす

しっかりと咀嚼することで、顎の骨や周囲の筋肉が強くなります。また唾液の分泌が促進されることで、むし歯や歯周病といった口腔トラブルの予防にもなるでしょう。
つまり日頃から噛む習慣がない人には、骨や筋肉の発育不良で笑顔がうまくできないといった弊害があります。毎日ブラッシングをしているのに口腔トラブルが多発している人も、もしかすると「咀嚼不足」が影響しているのかもしれませんね。
「遅食いであるために、幼い頃学校などで嫌な思いをした」という苦い経験を持つ方もいるかもしれませんが、噛むというのは非常に大切なことです。当時のご自身を誇りに思ってくださいね。

 

目安は一口につき30回!

遅食いの主な原因は、大きく分けて次の2つです。
お子さまはどちらに該当するでしょうか?

 

1.食べ方の問題

咀嚼回数が多すぎる、1回に口へ入れる量が少なすぎるなど

 

2.気持ちの問題

ただ食べたくない、食に興味がない、周囲が気になって食べられないなど
2の理由は少食の子どもに多く、大人の声かけやサポートがあれば時間をかけながらも完食します。しかし、食べ切るまでにかなりの時間を要するでしょう。

遅食いのという子に対しては、どちらの理由に該当するのか突き止めた上で対策を取ることになります。
ちなみに1の理由の場合、実はしっかりと噛めているケースが多いです。一度、咀嚼回数をそばで数えてみてください。一口で30回程度噛めていればOKで、それが硬めの肉や野菜であればなおよいです。
それにも関わらず大人が急かすと、丸呑みの習慣が身について色々な悪影響を及ぼします。
よく噛めている子は、絶えず口を動かすことに飽きてほかのことをしがちです。キョロキョロしたり休憩しているように見えたりする子に「早く食べようね」「遊んでるの?」などと声かけしても、当の本人は一生懸命食べている可能性があります。
ポジティブに捉え、咀嚼回数を数えた上でしっかりと褒めてあげることが大切です。周囲の大人たちも、これを機に着眼点を変えてみましょう。
ただ、中には噛んだり飲み込んだりすることが苦手な子もいます。咀嚼が不十分に見える場合は、形状を変えるなどして食べやすい状態にしてあげるのがおすすめです。最奥の乳歯が生える3~4歳や永久歯に生え変わる小学校低学年頃は、発育の関係でうまく噛めないこともあるので気にして見てあげましょう。

 

食卓周辺に不要なものを置かない

2の理由に該当する子は「ダラダラ食べ」である可能性が高いです。まずは食卓付近に、集中力を妨げるものがないか確認してください。テレビはもちろん、ゲームやスマホなどはもってのほかです。
また「孤食」も、遊び食べの原因になります。先に食べ終わった大人が席を立ったり、洗い物を始めたりしていないでしょうか?大人都合で動くことはやめて、子どもが食べ終わるまで見守ってあげましょう。子どもを放置して、大人がテレビやスマホ、家事などに熱中するのもNGです。
子どもの気が散りそうなものはすべて取り除き、食事スピードを見ながら「学校でその日あったこと」や「週末の楽しみな話」など日常会話を持ちかけるのがよいでしょう。食事を邪魔しない程度に、家族でコミュニケーションを取るというわけです。
もしダラダラ食べが習慣になっている場合、20~30分が経過した時点で2/3程度の量を食べ終わっていれば、食器を下げてOKです。「足りなかったらおかわりしようね!」という声かけのもと、あえて少量だけ盛り付けるのも得策です。

これを機にお子さまの様子をチェックし、必要に応じた対応をしてあげましょう。
「色々対策をしても丸呑みばかりする」
「量を減らしてもダラダラ食べが治らない」
など、何かお困りのことがあればクララスデンタルへ気軽にご相談ください。悩みをお伺いした上で、適切なアドバイスを行ないます。

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